Claude Code 利用状況の分析|チームの活用を数字で見る

この記事の要点
- Team・Enterprise は claude.ai の分析画面、API(Console)で使う会社は Console の画面で、チームの利用状況を見られる
- GitHub とつなぐと、Claude Code が関わったプルリクエストとコードの行数まで数えられる(Team・Enterprise のみ)
- 数字はわざと控えめに数えられている。導入の前後での変化と、ほかの開発の指標と並べて読む
活用例:AIツール導入の効果測定
- 部署
- 開発・情報システム・経営企画
- 使うもの
- Claude Code の分析画面・GitHub
- AIに任せる
- 関わったプルリクエストと行数の集計
- 人が決める
- 見る指標と、数字から次に何をするか
Claude Code をチームに入れたあと、必ず聞かれるのが「で、どれくらい使われていて、効果はあったのか」です。感想を集めるだけでは、続けるか・広げるかを決めにくいものです。
公式ドキュメント「Track team usage with analytics」(2026年11月5日確認)によると、Claude Code には、チームの利用状況を数字で見られる分析画面が用意されています。 この記事では、その画面で何が分かり、どう読めば「導入の判断」に使えるかを、業務の流れに沿ってまとめます。
結論:「使われているか」と「成果に効いているか」を分けて見る
分析画面で見られる数字は、大きく「利用(使われているか)」と「貢献(成果物にどれだけ入ったか)」の2種類です。 利用の数字はすぐ見られ、貢献の数字は GitHub とつなぐと見られるようになります。
| 見たいこと | 見る数字 | 必要な準備 |
|---|---|---|
| 使われているか | 毎日使っている人数・セッション数・受け入れた提案の割合 | なし |
| 成果物に入っているか | Claude Code が関わったプルリクエストの数・行数 | GitHub とつなぐ |
| だれが使いこなしているか | 上位10人のランキング | GitHub とつなぐ |

手順1:自分のプランで見る場所を確かめる
見る場所は、使っている契約で2つに分かれます。
- Claude for Teams・Enterprise:claude.ai の分析画面(Claude Code の項目)。見られるのは管理者(Admin)と所有者(Owner)。利用の数字・貢献の数字・ランキング・CSV の書き出しがある
- API(Claude Console)で使っている会社:Console の Claude Code の画面。利用の数字と費用が見られる。開発者・請求担当・管理者などの役割で見られる。GitHub とつないだ貢献の数字は今のところ無い
1人ずつのトークン数や費用の目安まで細かく見たい時は、OpenTelemetry での書き出しを設定するか、組織の分析の設定から費用のレポートを書き出します。書き出しの設定は Claude Code の利用状況のモニタリング で説明しています。
手順2:GitHub とつないで「貢献」を数える
貢献の数字は、Team・Enterprise で、GitHub の組織とつないだ時だけ出ます(公開ベータ)。 準備は4段です。
- GitHub の管理者が、組織の GitHub に Claude の GitHub アプリを入れる
- Claude の所有者(Owner)が、Claude Code の管理設定で分析の機能をオンにする
- 同じ画面で「GitHub analytics」をオンにする
- GitHub の認証を済ませ、対象にする GitHub の組織を選ぶ
数字が出るまでには、ふつう24時間ほどかかり、その後は毎日更新されます。 「Data processing in progress」と出ている時は、数日待ってから GitHub アプリが入っているかを確かめます。なお、データを保存しない設定(Zero Data Retention)の組織では、貢献の数字は出ず、利用の数字だけになります。GitHub Enterprise Server に置いたリポジトリも、利用の数字だけです。
画面の数字の読み方
画面の上には、要点の数字が5つ並びます。
- PRs with CC:取り込まれたプルリクエストのうち、Claude Code で書いた行を1行でも含むものの数
- Lines of code with CC:そのうち Claude Code の助けで書かれた行の数(空行や括弧だけの行など、意味の薄い行は数えない)
- PRs with Claude Code (%):取り込まれたプルリクエスト全体に占める割合
- Suggestion accept rate:Claude Code の編集の提案を受け入れた割合
- Lines of code accepted:受け入れた編集で足したり消したりした行の数
その下に、毎日の利用人数とセッション数、1人あたりのプルリクエスト数、Claude Code あり・なしのプルリクエストの内訳、上位10人のランキングのグラフが続きます。ランキングは「Export all users」で全員分を CSV に書き出せます。
数え方のルールを知っておく
この数字は、わざと控えめに数えられています。 公式も「実際の効果より少なめに出る」と明記しています。数え方の主なルールは次のとおりです。
- プルリクエストが取り込まれた日の 21日前から2日後まで の Claude Code の作業が、照らし合わせの対象
- 照らし合わせの前に、空白・引用符・大文字小文字をそろえてから比べる
- 人が 2割を超えて書き直した 行は、Claude Code の分に数えない
- 自動で作られるファイル(ロックファイル・ビルドの成果物・テスト用のデータなど)と、1,000文字を超える行は数えない
Claude Code が関わったプルリクエストには、GitHub 上で claude-code-assisted のラベルが付きます。GitHub 側でこのラベルを検索すれば、画面を見なくても一覧を作れます。
導入の効果をどう見せるか
数字は、それだけで良し悪しを決めず、「導入の前後での変化」と「ほかの開発の指標」と並べて読みます。 公式がすすめる使い方は3つです。
- 広がり具合を見る:利用人数の推移で、全体の広がりと、使われなくなった時期(つまずきの兆し)を見つける
- 効果を確かめる:使う人が増えるにつれて、1人あたりのプルリクエスト数がどう変わったかを見る。Claude Code あり・なしの内訳も比べる。開発のスピードを測るほかの指標とあわせて読む
- 教える人を見つける:ランキングの上位の人に、頼み方のコツや使い方を共有してもらい、新しく使う人の立ち上がりを手伝ってもらう
費用の面からも判断したい時は、Claude Code の料金と費用の目安 とあわせて見ると、続けるか・広げるかを決めやすくなります。Enterprise では、利用・費用のレポートをプログラムから取れる API も用意されています。
よくある質問
個人の Pro や Max のプランでも、この画面は見られますか?
公式ドキュメントで案内されているのは、Team・Enterprise の claude.ai の画面と、API(Console)の画面の2つです。個人で自分の使った量を見たい時は、Claude Code の中のコマンドで確かめます。費用の見方は Claude Code の料金と費用の目安 を見てください。
Code Review の利用量もこの画面に出ますか?
Code Review には別の画面があり、レビューの件数と費用はそちらで見ます。Code Review そのものは Claude Code の Code Review とは で説明しています。
まとめ
- 「使われているか」は利用の数字、「成果に入っているか」は GitHub とつないだ貢献の数字 で見る
- 数字は控えめに数えられている。21日の範囲・2割の書き直しなど、数え方のルールを知って読む
- 導入の前後の変化と、ほかの開発の指標と並べて、続けるか・広げるかを決める
出典
この記事はAIを使って下書きし、著者が事実確認・加筆しています。ツールの機能や料金は変わることがあるため、最新の情報は各社の公式ページでご確認ください。


