Claude Code iOSシミュレータ|アプリを動かして確かめる

この記事の要点
- Mac のデスクトップアプリでは、Claude がアプリを iOS シミュレータで動かすと、会話の横に画面が出て動きをそのまま見られる
- 画面は見るだけでなく、自分でもタップ・スワイプ・スクショ・録画ができる。Claude と同じ端末を触る
- 端末を使う許可は最初の1回だけ。実際の iPhone は操作できず、シミュレータの中身は会話の記録として送られる
活用例:iPhone アプリの画面の動作確認
- 部署
- 開発・アプリ運用
- 使うもの
- Claude Code デスクトップ・Xcode
- AIに任せる
- ビルド・シミュレータでの起動・画面をたどって確かめる
- 人が決める
- 確かめる画面と合格の基準・実機での最終確認
iPhone のアプリを Claude Code に直してもらったあと、「本当に画面は合っているのか」を確かめるのは、これまで自分の仕事でした。Xcode でビルドして、シミュレータを立ち上げて、画面をたどって……という手間です。
公式ドキュメント「Test iOS apps in the simulator」(2026年11月5日確認)によると、Mac のデスクトップアプリでは、Claude がアプリを iOS シミュレータで動かすと、会話の横に専用の画面が開き、端末の画面がそのまま流れます。 この記事では、その使い方を「仕事の流れ」として整理します。
結論:「動かして確かめて」と頼むだけで画面が開く
専用のコマンドや設定は要りません。 Claude がアプリをビルドし、シミュレータに入れて起動すると、iOS シミュレータの画面が自動で開きます。Claude は画面を読みながらタップして、自分の直した結果を確かめ、こちらはそれを横で見ていられます。
この画面は、シミュレータを直接動かす作りなので、マウスを奪ったり、ほかのウィンドウを隠したりしません。 パソコン全体を操作する「コンピューター操作」の機能とは別物で、macOS のアクセシビリティや画面収録の許可も要りません。

必要なもの(ベータ版の条件)
この画面はベータ版で、Mac のデスクトップアプリでだけ使えます。 公式に挙げられている条件は次のとおりです。
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| パソコン | Mac(iOS シミュレータは macOS でしか動かない) |
| アプリの版 | Claude Desktop v1.24012.0 以降 |
| Xcode | iOS の環境を入れた Xcode。26.x か 27 がすすめられている |
| プラン | Pro・Max・Ultra・Team・Enterprise(HIPAA の設定がある組織を除く) |
| セッション | 自分の Mac の中で動かすセッションだけ(クラウドや SSH では使えない) |
Xcode が複数入っている時は、xcode-select で選ばれているものが使われます。今どれが選ばれているかは xcode-select -p で確かめられ、切り替えたあとはアプリを一度終了して開き直します。デスクトップアプリの基本は Claude Code デスクトップアプリの使い方 にまとめています。
仕事の流れ:頼む → 見る → 確かめさせる
流れは3段です。プロジェクトを開き、動かす目的を書いて頼み、出てきた画面で結果を見ます。
- 開く:Code タブで、アプリのプロジェクトのフォルダを選んでセッションを始める
- 頼む:「動かして確かめる」ことを目的として書く。例:「アプリをビルドしてシミュレータで動かし、最初の案内の画面を確かめて」
- 見る:アプリが起動すると画面が開く。Claude がアプリを入れ、画面をたどり、読み取って確かめる
ポイントは、頼む文に「シミュレータで動かして」「確かめて」をはっきり入れること です。見た目の確認を頼んだ時(「新しい画面、合ってる?」など)は、Claude が作業の前にシミュレータを立ち上げます。直したあとに「確かめて」と頼めば、アプリを起動し直して画面がまた開きます。
特定の機種で試したい時は、頼む文に機種名を入れます(例:「iPhone SE のシミュレータで動かして」)。1つのセッションで端末は4台まで、それぞれ別の画面で開けます。
自分でも触れる:画面の操作
この画面は見るだけでなく、自分でも操作できます。 Claude の作業中でも、作業の合間でも使えます。
- クリックとドラッグで、タップとスワイプ
- Cmd+Shift+H でホーム、Cmd+L でロック、Cmd+右矢印で右に90度回転
- Cmd+S でスクショ、Cmd+R で画面の録画(デスクトップに保存される)
- 端末の一覧から、表示する機種を切り替える
- 「Detach simulator」で、端末を止めずに表示だけ外す
Claude と自分は同じ端末を触っています。 自分がタップすると、Claude から見える画面も変わります。見てほしい画面まで自分でたどってから「この画面を確かめて」と頼むと早く済みます。逆に、画面の上に「Claude is using this device」と出ている間は、Claude が操作中なので触らずに待ちます。
端末を使わせる許可と、気をつけること
Claude がシミュレータを操作する前に、端末ごとに1回だけ許可を求められます。 許可したあとは、タップ・入力・起動・スクショを確認なしで続けます。断っても、自分で触る分には画面はそのまま使えます。
一方で、次の2つは1回の許可とは別に、そのセッションの権限の設定に従って確認が出ます。
- 端末で URL を開くこと(URL で端末の外へ情報が出る可能性があるため)
- アプリのビルド(プロジェクトのビルドの手順が Mac の上で動くため)
もう1つ大事なのが、Claude が撮った端末のスクショは Anthropic に送られ、ふだんの会話と同じ扱いで保存される ことです。公式も、Claude が使う端末では本物のアカウントにログインしないよう注意しています。テスト用の値で確かめましょう。権限の決め方は Claude Code の権限モード を見てください。
会社で止めたい時
組織全体で止める設定も用意されています。disableMobileSimulatorTools を管理者が配ると、Claude のシミュレータの道具が使えなくなります(自分で触る画面は残ります)。会社での設定の配り方は Claude Code 管理者設定 で説明しています。
画面が開かない・端末が出ない時
画面が開かない時は、頼み方・Xcode・会社の設定・アプリの版の順に確かめます。
| 状態 | 確かめること |
|---|---|
| Claude がアプリを動かしても画面が出ない | 頼む文に「iOS シミュレータで動かして」とはっきり書く/Xcode とシミュレータが入っているか/会社の設定で止められていないか/アプリが v1.24012.0 以降か |
| 「シミュレータが見つからない」と出る | Xcode の設定から iOS のシミュレータを入れる。ターミナルなら xcodebuild -downloadPlatform iOS |
Claude が起動した端末は、使わなくなると自動で止まります(アプリを終了した時、セッションをしまった時、表示を外して10分たった時)。自分で別に起動した端末は止まりません。
よくある質問
手元の iPhone を Claude に操作してもらえますか?
できません。Claude が操作できるのはシミュレータの端末だけです。実機で試したい時は、自分で Xcode から入れて動かし、見えたことを伝えるか、スクショを会話に添付します。
ターミナル版の Claude Code でもシミュレータを使えますか?
使えますが、仕組みが違います。ターミナル版では、画面を見てマウスで操作する「コンピューター操作」の機能でシミュレータを動かします。くわしくは Claude Code のコンピューター操作 を見てください。
まとめ
- Mac のデスクトップアプリでは、「シミュレータで動かして確かめて」 と頼むだけで、会話の横に端末の画面が出る
- 画面は自分でも触れる。Claude と同じ端末なので、見てほしい画面までたどってから頼むと早い
- 許可は端末ごとに1回。スクショは会話として送られるので、本物のアカウントでログインしない
出典
この記事はAIを使って下書きし、著者が事実確認・加筆しています。ツールの機能や料金は変わることがあるため、最新の情報は各社の公式ページでご確認ください。


