Claude Codeのベストプラクティス|公式が勧める使い方

公開 更新 著者 永上裕之導入とルール
AIへの指示を「任せる決まり」と「必ず守らせる決まり」に分けて整理しているイメージ

この記事の要点

  • 指示は2種類。AIが読んで判断する決まり(依頼文・CLAUDE.md・スキル)と、仕組みが必ず実行する決まり(フック・禁止ルール)
  • 書くのは、コードを読んでも分からないことだけ。会議で決めたこと・誰かの頭の中にある手順など
  • 合格か不合格かが分かる確かめ方を渡すと、AIが自分で直して進められる

Claude Code の使い方の記事は数多くありますが、古い版のころのコツがそのまま広まっているものも少なくありません。公式ドキュメントには「Best practices for Claude Code」というページがあり、いまのモデルを前提にした使い方がまとまっています。

この記事では、そのページ(2026年10月31日確認)の内容を、仕事で使う順番に5つのステップに並べ直して紹介します。

ステップ1:指示を「任せる」と「強制する」に分ける

公式ドキュメントは、Claude Code への指示を2種類に分けています。

種類例特徴
AIが読んで判断する依頼文・CLAUDE.md・スキルほぼ守られるが、守るかどうかは毎回AIの判断
仕組みが必ず実行するフック・禁止ルール・管理用の設定AIがどう判断しても、毎回必ず適用される

ふだんはAIに判断させるほうがうまくいく というのが公式の立場です。いまのモデルは目の前のコードを読んで、決まりが当てはまるかどうかを上手に判断できるからです。

一方で、「このフォルダは絶対に編集しない」「ファイルを作ったら必ずこの処理を走らせる」のように、例外があってはいけない決まり は仕組みの側に書きます。公式ドキュメントには、CLAUDE.md の一文を何度強調しても守られないなら、それはフックに書くべき決まりだという目安も載っています。フックの書き方は Claude Codeのフックとは? で、禁止ルールは 権限設定の解説 で解説しています。

ステップ2:AIが見られないことだけを書く

AIは作業の最初にコードを読み、フォルダの構成や書き方の決まりを自分で見つけます。だから、書くべきなのは「リポジトリの中にない情報」だけ です。

書く前の判断は、次の2つの問いで十分です。

  1. コードを読めば分かるか?
  2. AIは実際にそこを見に行くか?

両方が「はい」なら書かなくてよい、というのが公式の目安です。

依頼文も同じ考え方です。「ログインの不具合を直して」より、「時間切れのあとにログインできないと報告がある。認証の処理を見て、再現するテストを書いてから直して」のように、場所・症状・直ったと言える状態 を最初に伝えると、やり直しが減ります。より大きく作ってほしいときは「be ambitious(欲張って)」と書くと、AIが小さくまとめすぎるのを防げます。

ステップ3:CLAUDE.md は短く保つ

CLAUDE.md は毎回の会話で読み込まれるので、1行ごとに、関係ない作業でも少しずつAIの注意を使います。公式ドキュメントが勧める中身は次の4つです。

書き方の詳しい例は CLAUDE.mdの書き方 で紹介しています。決まった手順はスキルにまとめておくと、CLAUDE.md に詰め込まずに済みます。

ステップ4:「合格・不合格」が分かる確かめ方を渡す

AIは「終わったように見えた」ところで止まります。確かめる手段がないと、人が毎回テスト係になる ことになります。

逆に、テストやビルドの結果のように 合格か不合格かが返ってくるもの を渡せば、AIは自分で直して、もう一度確かめるところまで進められます。強さの段階は次のとおりです。

  1. 依頼文で「終わったら認証のテストを走らせて、通るまで続けて」と書く
  2. /goal で終わりの条件を決める
  3. 終わろうとしたときに確かめる Stop フックを置く
  4. 書いた本人ではない目で見直す(/code-review など)

どの方法でも、「全部通りました」ではなく、実行したコマンドとその結果を見せてもらう のがコツです。

ステップ5:もうやめてよい古いコツ

公式ドキュメントには、「以前は正しかったが、いまはやめてよい」コツの一覧があります。主なものは次のとおりです。

古いコツいまの考え方
「重要」や大文字で強調するいまのモデルは普通の書き方で守る。強調しすぎると、関係ない場面にまで当てはめてしまう
「よく考えて」と書く考える深さは effort の設定で決める。その言葉自体は普通の文として読まれる
「最後まで続けて」「サボらないで」と書くいまのモデルは言わなくても続ける。むしろやりすぎの原因になる
フォルダ構成を CLAUDE.md に書くAIは自分で読む。書くのはリポジトリにないことだけ
サブエージェントで会話の量を節約する足りなくなることはまれ。並行作業や、別の目での見直しには引き続き役立つ

まとめ

出典

永上裕之

ユニコスクール株式会社 代表取締役。AIエージェント専門のスクール&コミュニティを運営しています。

この記事はAIを使って下書きし、著者が事実確認・加筆しています。ツールの機能や料金は変わることがあるため、最新の情報は各社の公式ページでご確認ください。

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