Claude Codeのアーティファクトとは?作業結果をページで共有

この記事の要点
- アーティファクトは、Claude Code の作業結果を claude.ai 上の1枚のページにして、URLで開ける仕組み
- 最初は自分だけが見られる状態で作られ、ページの上の Share から社内や一般に共有する
- /artifacts で過去のページを探せる。ページは1枚完結で、外部の画像や裏側の処理は持てない
Claude Code の作業結果は、ふつうはターミナルの文字で返ってきます。ところが、表やグラフ、いくつかの案を並べて比べたいときは、文字で読むより見たほうが早い ことがよくあります。
そこで使えるのが アーティファクト(artifacts) です。この記事では、公式ドキュメント(2026年10月26日確認)にもとづいて、作り方から共有、仕事での使いどころまでをまとめます。
結論:作業の結果を「URLで開ける1枚のページ」にする仕組み
アーティファクトは、Claude Code が作業の結果から claude.ai 上にページを作り、専用のURLで開けるようにする 機能です。会話が進むとページもその場で更新されます。
最初は 自分だけが見られる状態 で作られ、見せたいときにページの上の Share から共有します。チャットに長い結果を貼る代わりに、リンクを1本送れば済むようになります。
使える条件
公式ドキュメントでは、次の条件をすべて満たすと使えると説明されています。
| 項目 | 条件 |
|---|---|
| プラン | Pro・Max・Team・Enterprise |
| ログイン | /login で claude.ai のアカウントにログインしている(APIキーだけの利用は対象外) |
| モデルの提供元 | Anthropic のAPI(Amazon Bedrock などのクラウド経由は対象外) |
| 使う場所 | Claude Code のCLI、またはデスクトップアプリ |
Team・Enterprise では初めから使える設定で、組織の管理者が止めることもできます。使えないときは、Claude がページを作らずに手元のHTMLファイルを書くか、「公開できない」と答えます。
作り方:見たい形を日本語で頼むだけ
特別な設定はいりません。「アーティファクトにして」 と頼むか、見たい形を具体的に書きます。
先週の問い合わせを種類別に集計して、グラフ付きのアーティファクトにして
公開されると URL が表示され、ブラウザが自動で開きます。あとから開き直すときは Ctrl+] で、そのセッションで最後に作ったページが開きます。ブラウザを自動で開きたくない場合は、環境変数 CLAUDE_CODE_ARTIFACT_AUTO_OPEN=0 を設定します。
更新と、あとから探す方法
「下に地域別の内訳を足して、もう一度公開して」のように頼むと、同じURLのまま中身が更新 されます。公開するたびに版が残り、Share から見せる版を選べます。
別の日の会話で更新したいときは、URLを渡すか /artifacts で選んで から頼みます。どちらもしないと、新しいページが別に作られます。
/artifacts を打つと、自分が作ったページと共有されたページの一覧が出ます。
Enter:いまの会話につなぐ(つながっていればブラウザで開く)o:ブラウザで開くc:リンクをコピーするd:自分のページを削除する(確認のあと。リンクは誰も開けなくなる)
共有の範囲は3段階
| 範囲 | できること |
|---|---|
| 自分だけ | 作った直後の状態 |
| 社内 | Team・Enterprise で、特定の人や組織の全員に見せる。編集者 にすれば一緒に更新もできる |
| 一般公開 | ログインなしで誰でも開けるリンク。Team・Enterprise では管理者が許可するまで使えない |
社内で共有したページには コメント を付けてもらえます。Claude にコメントを読ませて直してもらうこともできます。
お客さまの名前・金額・社内の数字が入るページは、一般公開にしない のが基本です。共有の前に、ページに載っている情報をもう一度見直しましょう。
確認の画面が出る場面
自分で頼んだ新しいページは、ふつう確認なしで公開されます。ただし次のような場面では、公開の前に確認が出ます。
- プランモードで作業しているとき
- ページが外部のサービスからデータを読み込む・ファイルを保存させるなど、特別な機能を使うとき
- 一般公開したページを書き換えるとき(会話ごとに1回)
- 定期タスクが動かしている作業の中で公開するとき
勝手に外へ出ていくことを防ぐ仕組みです。権限の考え方は Claude Codeの権限設定入門 で、定期タスクは デスクトップ定期タスクの作り方 で解説しています。
できないこと(ページの制約)
アーティファクトは 1枚で完結する静的なページ です。
- 裏側の処理(サーバー)を持てず、見る人のログインも確かめられない
- 外部の画像は読み込めない(図は SVG や HTML・CSS で描く)
- 別ファイルへの相対リンクは使えず、ページ内の見出しへのリンクで分ける
- 大きさは 16MB まで。画像を埋め込みすぎると公開できない
社内のツールのように、ログインや保存の仕組みが要るものは、自社の環境に置く形を選びます。
仕事での使いどころ
- 調べた結果を 表とグラフの報告ページ にして、会議の前に回す
- 文面や画面の案を 3〜4案並べて比べる ページを作り、選んでもらう
- 時間のかかる調査を 進み具合がたまっていくページ にして、途中経過を共有する
議事録から次にやることを抜き出す流れと組み合わせると、議事録から「次にやること」を自動で抜き出す方法 の結果をそのまま共有用のページにできます。
止めたいとき
自分の会話で使わないようにするには、/config の Artifacts をオフにするか、設定ファイルに "enableArtifact": false を書きます。環境変数 CLAUDE_CODE_DISABLE_ARTIFACT=1 でも止められます。
まとめ
- アーティファクトは、作業の結果を URLで開ける1枚のページ にする機能
- 最初は 自分だけ。Share から社内・一般へ共有し、
/artifactsであとから探せる - 1枚完結の静的なページ なので、載せる情報と共有の範囲は人が決める
出典
この記事はAIを使って下書きし、著者が事実確認・加筆しています。ツールの機能や料金は変わることがあるため、最新の情報は各社の公式ページでご確認ください。


