Claude Code 用語集|まず押さえたい言葉をやさしく解説

公開 更新 著者 永上裕之導入とルール
AIの専門用語が書かれたカードが並び、ひとつずつやさしい言葉に言いかえられていくイメージ

この記事の要点

  • 公式の用語集は、Claude Code の考え方を表す言葉を定義し、くわしいページへ案内している
  • まずは「動く仕組み」「覚えておく仕組み」「任せ方」「広げ方」の4つに分けて覚えると整理しやすい
  • ヘッドレスモード→非対話モード、カスタムコマンド→スキルなど、古い呼び名もある

Claude Code の説明を読んでいると、「エージェントループ」「コンパクション」「サブエージェント」など、聞きなれない言葉がたくさん出てきます。言葉が分からないままだと、記事もドキュメントも読み進められません。

この記事では、公式ドキュメントの用語集「Glossary」(2026年11月6日確認)をもとに、まず押さえたい言葉を4つのグループに分けて やさしく解説します。

結論:4つのグループに分けると覚えやすい

用語集はアルファベット順に並んでいますが、役割で分けると、仕組み全体が見えてきます。

グループ主な言葉
動く仕組みエージェント型コーディング、エージェントループ、ツール、検証ループ
覚えておく仕組みCLAUDE.md、自動メモリ、コンテキストウィンドウ、コンパクション、チェックポイント
任せ方権限モード、権限ルール、計画モード、オートモード
広げ方コマンド、スキル、サブエージェント、エージェントチーム、フック、MCP、プラグイン
4つのグループに分けた用語の地図の図
4つのグループに分けた用語の地図の図(イメージ)

動く仕組みの言葉

エージェント型コーディング:AI が自分でファイルを読み、コマンドを実行し、変更まで進める働き方です。答えの文だけを返し、反映は人がするチャット型とは違います。Claude Code は「道具(ツール)」を持っているので、助言だけでなく実際に動けます。

エージェントループ:「情報を集める→動く→結果を確かめる」をくり返して、終わるまで進む流れ です。途中でいつでも割り込んで、方向を変えられます。くわしくは Claude Code の仕組み で解説しています。

ハーネス:言葉の力を持つモデルを、仕事ができるエージェントに変える「道具・記憶・実行の環境」のことです。公式は「Claude Code がハーネスで、Claude はその中のモデル」と説明しています。

検証ループ:「本当に終わったか」を判断するための確かめ方 を渡し、それが通るまで直させるやり方です。テスト・組み立て・画面の比べ合わせなどが確かめ方になります。確かめ方がないと、終わりを決めるのが AI 自身だけになってしまいます。

覚えておく仕組みの言葉

CLAUDE.md:人が書く「いつも守ってほしい決まり」のファイルです。会話のたびに最初に読み込まれます。プロジェクト・自分用・会社全体の置き場所があり、上書きし合うのではなく、全部がつながって読み込まれます。 書き方は CLAUDE.md の書き方 を見てください。

自動メモリ:Claude が、こちらの指摘や好みをもとに自分で書いておくメモです。CLAUDE.md が「人が書く決まり」なら、自動メモリは「Claude が書く覚え書き」です。

コンテキストウィンドウ:その会話で Claude が一度に覚えておける作業の机のようなものです。会話・読んだファイル・コマンドの結果などで埋まっていきます。/context で中身の内訳を見られます。

コンパクション:机がいっぱいに近づいた時に、会話を要約して空きを作る仕組みです。プロジェクトの CLAUDE.md は要約のあとも読み直されますが、会話の中だけで伝えた指示は残らないことがあります。 大事な決まりは CLAUDE.md に書く理由はここにあります(/compact の使い方)。

チェックポイント:頼みごとを送るたびに作られる「戻れる地点」です。Esc を2回押すか /rewind で、ファイルや会話を前の状態に戻せます(巻き戻しの使い方)。

任せ方の言葉

権限モード:どこまで確認なしで進めてよいかの基本の設定です。Shift+Tab で切り替えられます。確認を求める手動のモードのほか、編集を任せるモード、計画モード、オートモードなどがあります。

権限ルール:「このコマンドは許可」「これは毎回聞く」「これは禁止」を個別に決める設定です。禁止→確認→許可の順に調べ、最初に当てはまったものが使われます。

計画モード:ファイルを変えずに調べて、計画を見せてくれるモードです。承認するまで何も変わりません。

オートモード:確認のたびに人が答えるかわりに、別の判定役のモデルが操作を見て、ほとんどを確認なしで進めるモードです。範囲を超える操作や、外から紛れ込んだ指示(プロンプトインジェクション)は止めます。

広げ方の言葉

言葉ひとことで
コマンド/名前 で呼び出す決まった指示。/clear や /model など
スキル手順や知識をまとめたファイル。必要な時に自動で使われるか、/名前 で呼ぶ
サブエージェント自分専用の机を持つ助手。任された調査をして、結果だけを返す
エージェントチーム複数の Claude Code がリーダーのもとで、作業表を共有して進める(試験的な機能)
フック決まったタイミング(道具を使う前、編集の後など)で必ず動く処理
MCP外のサービスやデータとつなぐための共通の決まり
プラグインスキル・フック・サブエージェント・MCP をまとめて配れる形

サブエージェントとエージェントチームの違いは、サブエージェントは1つの会話の中で親にだけ報告し、チームはそれぞれが独立していて直接話しかけられる 点です。くわしくは マルチエージェント入門 を見てください。

古い呼び名と今の呼び名

ネットの古い記事では、今と違う呼び名が使われていることがあります。公式ドキュメントを検索する時は、今の名前で探します。

古い呼び名今の呼び名
ヘッドレスモード非対話モード(同じ -p の使い方)
Web セッションクラウドセッション(「Claude Code on the web」はブラウザ版だけを指す)
カスタムコマンドスキル(.claude/commands/ のファイルもそのまま使える)
スラッシュコマンドコマンド

よくある質問

トークンや温度など、モデルの言葉はどこで調べますか?

Claude Code の用語集はツールの言葉が中心です。トークン・温度などモデルそのものの言葉は、Claude の開発者向けサイトの用語集で扱われています。

言葉を覚えたら、次に何を読めばいいですか?

動きの全体をつかむなら Claude Code の仕組み、実際に始めるなら Claude Code の始め方 がおすすめです。

まとめ

出典

永上裕之

ユニコスクール株式会社 代表取締役。AIエージェント専門のスクール&コミュニティを運営しています。

この記事はAIを使って下書きし、著者が事実確認・加筆しています。ツールの機能や料金は変わることがあるため、最新の情報は各社の公式ページでご確認ください。

関連する記事