Claude Code 読み上げモード|スクリーンリーダーで使う設定

この記事の要点
- 読み上げモードは、枠線や動く表示をやめて、ラベル付きの行を順番に出す。会話・許可・結果の確認まで最後までできる
- 1回だけなら --ax-screen-reader、いつもなら自分用の設定に axScreenReader を入れる。プロジェクトの設定では入らない
- 拡大鏡・動きを減らす・色覚に配慮したテーマは、読み上げモードとは別の設定で用意されている
Claude Code のターミナル画面は、枠線や動く表示、その場で書きかわる表示を多く使っています。目で見るぶんには分かりやすい一方で、スクリーンリーダー(画面の読み上げソフト)では、何が起きているか追いにくい ことがありました。
公式ドキュメント「Use Claude Code with a screen reader」(2026年11月6日確認)によると、Claude Code には 読み上げモード があり、VoiceOver や NVDA などで会話を最後まで進められます。この記事では、その設定と使い方をまとめます。
結論:読み上げモードは「ラベル付きの行を順番に出す」表示
読み上げモードをオンにすると、枠線・進み具合の動き・その場での書きかえをやめて、ラベル付きの平らな文章を順番に出します。 会話をする、道具の使用を許可する、結果を確かめる、という一連の作業を、読み上げで最後まで進められます。
このモードは 自分でオンにする仕組み で、読み上げソフトを起動しても自動ではオンになりません。

オンにする3つの方法
どれくらいの頻度で使うかで選びます。
| 使い方 | 方法 |
|---|---|
| その1回だけ | claude --ax-screen-reader で起動する |
| そのターミナルから起動する時だけ | 環境変数 CLAUDE_AX_SCREEN_READER を 1 にする |
| いつも | 自分用の設定ファイルに "axScreenReader": true を入れる |
複数を組み合わせた時は、起動の指定 → 環境変数 → 設定ファイル の順に優先されます。オンになると、起動直後に「Screen Reader Mode: on via settings」のように、どの方法でオンになったかの1行が出ます。そのあと3秒待ってから入力欄が出るので、読み上げが途中で切れません(何かキーを押せばすぐ進みます)。
別のパソコンにつないで使う時は、Claude Code が動いている側のパソコン で設定します。設定ファイルの置き場所は Claude Code の設定、環境変数は Claude Code の環境変数 で解説しています。
プロジェクトの設定ではオンにならない
起動時に「project settings can't turn it on」と出る時は、プロジェクトの設定ファイルで読み上げモードを頼んでいるが、それ以外ではオンになっていない という意味です。読み上げモードは、プロジェクトの設定(.claude/settings.json など)からは入らない決まりです。オンにするなら、起動の指定・自分のターミナルの環境変数・自分用の設定ファイルのどれかを使います。
オフにする時は、オンにした方法を元に戻します。環境変数を 0 にすると、設定ファイルで true にしていてもオフのままになります。
読み上げで聞こえる内容
読み上げモードでは、次のように表示が変わります。
- 枠線の文字を出さない
- 色だけで伝える表示をしない
- 進み具合の動きは、止まった文字で出す
- 表は「見出し:値」の文として読める
- 変更の差分は、足した行に
+、消した行に-を付けて1行ずつ読める。許可する前に、何が変わるかを聞ける
出したものはすべてターミナルの履歴に残るので、前のやりとりを読み直せます。また、どのメッセージにも、何のメッセージかを表すラベルが先頭に付きます。
| ラベル | 意味 |
|---|---|
you: | 自分のメッセージ |
claude: | Claude の返事 |
thinking: | Claude の考えている内容 |
tool: | ファイルの編集・コマンドの実行など |
tool error: / error: | 道具の失敗・会話のエラー |
warning: | 注意(別のモデルに切りかわった時など) |
Permission Required: | 答えが必要な許可の確認 |
ラベルは検索できるので、ターミナルの検索で you: を探せば、自分の発言ごとに移動できます。iTerm2 や VS Code のターミナルなど、前の入力へ飛ぶキーを持つターミナルでは、そのキーでやりとりの区切りごとに移動できます。
入力中は、変わった文字だけが書かれる ので、読み上げソフトがその文字だけを読みます。単語や行を消す近道キーを使った時は、消えた文字が読み上げられます。Shift+Tab で権限モードを切り替えると、切り替わったモード名が1回だけ読み上げられます(権限モード)。
メニューや確認への答え方
ふだんは矢印キーで選ぶメニューは、番号付きの一覧 になります。読み上げで選択肢を聞き、番号を打って Enter で決めます。範囲外の番号を打つと、使える範囲を教えてくれて、もう一度選べます。
「はい/いいえ」の確認は、y か n(yes / no でも可)を打って Enter です。
呼ばれた時に気づける
読み上げモードでは、こちらの対応が必要な時にターミナルのベルが鳴ります。
- Claude が返事を終えた時
- 許可など、答えが必要な確認が出た時
- 5秒より長くかかった道具の処理が終わった時
ずっと画面を確かめていなくても、ベルで気づけます。
拡大鏡・動き・色のための設定
読み上げソフトを使わない人向けにも、別の設定が用意されています。
| 困りごと | 設定 |
|---|---|
| 拡大鏡でカーソルを見失う | 環境変数 CLAUDE_CODE_ACCESSIBILITY を 1 にすると、カーソルが見えたままになり、入力位置やメニューの選択行に付いていく |
| 動く表示がつらい | 設定 prefersReducedMotion を true にすると、回る表示やきらめきが減る |
| 色の区別がしにくい | /theme で色覚に配慮したテーマ(dark-daltonized・light-daltonized)を選ぶ |
| 待たされているのに気づけない | 設定 preferredNotifChannel を "terminal_bell" にすると、Claude が待っている時にベルが鳴る |
ターミナルの通知の設定は ターミナルの設定 でも紹介しています。なお、VS Code の拡張機能のチャット画面では、新しめの版なら設定なしで会話の動きが読み上げソフトに伝わります(VS Code で使う)。
今のところの制限
公式に挙げられている主な制限は次のとおりです。
- 読み上げソフトを起動しても、読み上げモードは自動でオンにならない
/planのように コマンドでモードを変えた時は、読み上げで知らされない- 裏で動く会話につなぐと、履歴が残らない別画面に入る(戻るには空の入力欄で左矢印)
- 料金のまとめは、やりとりごとではなく終わる時に読まれる
困った時は、Claude Code の課題の受付(GitHub の issue)に、使っている読み上げソフトの名前と版、OS、ターミナルを書いて報告できます。
まとめ
- 読み上げモードは ラベル付きの行を順番に出す 表示。許可の前に差分も聞ける
- いつも使うなら 自分用の設定に axScreenReader。プロジェクトの設定では入らない
- 拡大鏡・動き・色・通知にも、それぞれ別の設定がある
出典
この記事はAIを使って下書きし、著者が事実確認・加筆しています。ツールの機能や料金は変わることがあるため、最新の情報は各社の公式ページでご確認ください。


