Claude Codeのエージェントチームとは?始め方と使いどころ

この記事の要点
- エージェントチームは、まとめ役のセッションが複数の Claude Code を仲間として動かし、共有のタスク一覧と直接のメッセージで進める仕組み
- 実験的な機能で既定はオフ。環境変数 CLAUDE_CODE_EXPERIMENTAL_AGENT_TEAMS を 1 にすると使える
- 費用はサブエージェントより大きいので、互いに独立した仕事を3〜5人から始める
Claude Code で複数のAIを動かす方法は、サブエージェントだけではありません。複数の Claude Code がチームとして話し合いながら進める「エージェントチーム」 という仕組みもあります。
この記事では、公式ドキュメント(2026年10月24日確認)にもとづいて、エージェントチームの始め方と、どんな仕事に向くかをまとめます。
結論:「意見をぶつけ合わせたい仕事」だけチームにする
エージェントチームは、1つのセッションがまとめ役(リード)になり、仲間(チームメイト)に仕事を割り振って結果をまとめる 仕組みです。仲間はそれぞれ自分の記憶(コンテキスト)を持ち、仲間どうしで直接メッセージを送り合えます。
公式ドキュメントが特に向いているとするのは、次のような仕事です。
- 調査とレビュー:別々の観点で同時に調べ、見つけたことを突き合わせる
- 新しい機能づくり:仲間ごとに担当する部品を分ける
- 原因の切り分け:違う仮説を並行して確かめ、早く答えにたどり着く
逆に、順番に進める仕事や、同じファイルを何人もで直す仕事は、1つのセッションかサブエージェントのほうが向いています。
サブエージェントとの違い
どちらも仕事を並列に進められますが、動き方が違います。
| 比べる点 | サブエージェント | エージェントチーム |
|---|---|---|
| 結果の返し方 | 呼び出したAIに結果を返す | 仲間どうしで直接やりとりする |
| 段取り | メインのAIが全部管理する | 共有のタスク一覧と話し合いで分け合う |
| 向く仕事 | 結果だけ欲しい、絞った作業 | 議論や協力が要る、込み入った作業 |
| 費用 | 小さめ(結果が要約されて戻る) | 大きめ(仲間ごとに別の Claude が動く) |
サブエージェントの基本は Claude Codeのマルチエージェント入門 で解説しています。
始め方:設定を1つ足す
エージェントチームは 実験的な機能で、既定ではオフ です。使うには、環境変数 CLAUDE_CODE_EXPERIMENTAL_AGENT_TEAMS を 1 にします。シェルで設定するか、settings.json の env に書きます。
{
"env": {
"CLAUDE_CODE_EXPERIMENTAL_AGENT_TEAMS": "1"
}
}
注意点が1つあります。有効にすると、Claude が自分で名前を付けて起動したサブエージェントも仲間として動くため、頼んでいなくてもチームができることがある と公式ドキュメントに書かれています。また、仲間を起動できるのは対話の画面だけで、claude -p の非対話モードでは仲間は作られません。
最初の頼み方
設定のあとは、ふつうの言葉で「どんな仲間が欲しいか」を書きます。公式の例は、役割が互いに独立している頼み方です。
新しい社内ツールの案を検討したい。仲間を3人起動して、
1人は使いやすさ、1人は仕組み、1人はあえて反対意見を出す役で調べて。
すると Claude は共有のタスク一覧を作り、仲間を起動して、それぞれの結果をまとめます。ときどきチームではなくサブエージェントで済ませることもあるので、その場合は「エージェントチームで」と明示して頼み直します。
画面の下には仲間の一覧が出て、矢印キーで選んで Enter を押すと、その仲間のやりとりを開いて直接話しかけられます。tmux か iTerm2 があれば、仲間ごとに画面を分けて並べる表示にもできます。
人数の目安と費用
公式ドキュメントのすすめは 「多くの場合、3〜5人から」 です。たとえば独立した仕事が15個あっても、まずは3人に分けるのがよい出発点とされています。
仲間は1人ずつが別の Claude として動くので、1つのセッションより大幅に多くトークンを使います。人数を増やすほど連絡の手間も増えるため、「並べて速くなる仕事か」を先に考えるのが大切です。
今の制限(実験的な機能のため)
/resumeや/rewindで会話を戻しても、同じ画面の中で動いていた仲間は戻らない- 仲間が「完了」の印を付け忘れて、次の作業が止まることがある
- 1つのセッションに作れるチームは1つで、仲間がさらに仲間を作ることはできない
- まとめ役は途中で交代できない
止まっているように見えたら、作業が本当に終わっているかを確かめ、まとめ役に「その仲間に声をかけて」と頼みます。
仕事での使い方の例
| 仕事 | チームの分け方の例 |
|---|---|
| 新サービスの検討 | 顧客目線・費用・リスクの3人で調べ、反対役が穴を探す |
| 不具合の原因探し | 仮説ごとに1人ずつ割り当て、確かめた結果を突き合わせる |
| 資料の見直し | 内容・数字・言い回しを別々の人に確かめさせる |
ファイルを書き換える仲間を並べるときは、作業フォルダを分けると変更がぶつかりません。方法は Claude Codeのworktreeとは? でまとめています。
よくある質問
Codex にも同じ仕組みはありますか?
Codex にはサブエージェントの仕組みがあります。両者の違いは CodexとClaude Codeのサブエージェントの違い で比べています。
何十体もまとめて動かしたいときは?
大量に動かすなら、台本で段取りを持たせる Claude Codeのワークフロー のほうが向いています。
まとめ
- エージェントチームは、まとめ役と仲間が共有のタスク一覧と直接のメッセージで進める 仕組み
- 実験的な機能で既定はオフ。
CLAUDE_CODE_EXPERIMENTAL_AGENT_TEAMS=1で有効にする - 費用が大きいので、独立した仕事を3〜5人から。順番の仕事はサブエージェントか1人で
出典
この記事はAIを使って下書きし、著者が事実確認・加筆しています。ツールの機能や料金は変わることがあるため、最新の情報は各社の公式ページでご確認ください。


