Claude Codeのセッション同士で連絡する方法|作業の受け渡し

この記事の要点
- Claude Codeは、自分のほかのセッションに短いメッセージを届けられる。設定なしで使える
- 届くのは文章だけ。会話の履歴やファイルは渡らない
- 届いたメッセージは許可の代わりにならず、設定も変えられない
Claude Code で仕事を分けて進めると、同時にいくつもの会話(セッション)が動きます。そのとき困るのが、片方で分かったことを、もう片方に伝え直す手間 です。
「データの形を変えたから、集計の会話にも伝えて」と、自分でコピーして貼り直していないでしょうか。Claude Code には、自分のほかのセッションにメッセージを届ける仕組み があります。この記事では、公式ドキュメント(2026年10月28日確認)にもとづいて使い方をまとめます。
結論:「あっちの会話に伝えて」と頼むだけでよい
条件を満たした版の Claude Code なら、何も設定しなくても使えます(Mac・Linux は 2.1.224 以降、Windows は 2.1.234 以降)。
Claude はまず連絡できる相手を調べ(ListAgents)、それから文章を送ります(SendMessage)。どちらも Claude が自分で使うので、人は「何を伝えたいか」を頼むだけです。
いま決めた列の名前を、集計をしている会話にも伝えて
送られるのは Claude が書いた短い文章だけ です。会話の履歴やファイルそのものは渡りません。会話ごと引き継ぎたいときは、会話の再開 を使います。
向いている場面
- 見つけたことを渡す:片方で大きな変更や判断が出たら、影響を受ける会話に要点を伝える
- 並行作業をそろえる:worktree で分けて作業している会話同士に、何が終わったかを知らせる
- 長い作業の進み具合を聞く:別の会話で動いている移行やテストの状況を、いま見ている会話から尋ねる
- 別のマシンやクラウドに届ける:Remote Control でつながっている会話やクラウドの会話にも送れる
宛先を自分で決めるには
入力欄で @ に続けて会話の名前の最初の数文字を打つと、候補が出ます。サブエージェントを呼ぶときと同じ操作です。
@集計担当 に、元データの列名が変わったことを伝えて
名前に空白などが入るときは、@"月次 集計" のように二重引用符で囲みます。会話の名前は /rename で付けられます。連絡できる相手の一覧は /list-agents で確かめられます。
終わったら一度だけ知らせてもらう
別の会話で長い作業が動いているとき、次に手が空いたら(作業を終えたら)一度だけ知らせて と頼めます。何度も見に行く必要がなくなります。
データ移行をしている会話が終わったら教えて
ただし、12時間たっても知らせが来なければ、待つのをやめます。また、この知らせを頼めるのは同じパソコンで動いている自分の会話だけです。
届いたメッセージでできないこと
安全のため、ほかの会話から届いたメッセージは、人の指示とは区別されます。
| できないこと | 理由 |
|---|---|
| 許可の確認に代わりに答える | 人の同意としては扱われない |
| 権限の設定や CLAUDE.md を変える | 設定は変えないよう Claude に指示されている |
/compact などのコマンドを実行する | ただの文章として届くだけ |
また、自分の会話で断られた操作を、ほかの会話に頼んで代わりにやらせることもしない決まりです。こうした操作は人に戻されます。権限の考え方は 権限設定入門 で解説しています。
受け取り方を決める設定
設定の crossSessionInbound か、/config の「Messages from your other sessions」で、届いたメッセージの扱いを選べます。
| 値 | 動き |
|---|---|
| accept | 届いたメッセージを Claude に渡す |
| hold | 知らせだけ出して、渡さずに保留する |
| refuse | 渡さずに捨てる |
何も決めていない場合は、送る側と受ける側の権限モードの組み合わせで決まります。確認をすべて飛ばすモードで動いている会話には、送る側も同じモードでない限り、承認の画面が出てから届きます(承認しないまま5分たつと捨てられます)。
同じパソコンの中のメッセージは、Anthropic のサーバーを通りません。別のマシンやクラウドに送るときは、Anthropic のサーバーを通ります。
仕事での使い方の例
- 資料づくりの分担:「数字を集める会話」と「文章を書く会話」を分け、数字が固まったら文章側に伝えさせる
- 確認待ちを減らす:長い集計が終わったら、いま作業している会話に知らせてもらう
- チームで動かすなら:決まった役割で並べて動かしたいときは エージェントチーム を使う
まとめ
- 「あっちの会話に伝えて」と頼むだけで、Claude が宛先を探して送る
- 届くのは文章だけ。許可の代わりにも、設定の変更にも使えない
- 受け取り方は
crossSessionInboundで accept・hold・refuse を選べる
出典
この記事はAIを使って下書きし、著者が事実確認・加筆しています。ツールの機能や料金は変わることがあるため、最新の情報は各社の公式ページでご確認ください。


