Claude Codeのプロジェクトとは?続く仕事をまとめて任せる

この記事の要点
- プロジェクトは、1つの会話に仕事を送るとAIが作業ごとのスレッドを立てて並行で進める仕組み
- 決まりは「プロジェクトの指示」に一度書けば、すべてのスレッドに届く
- Overviewで、終わったもの・自分の返事待ちのものがひと目で分かる
AIに仕事を任せる量が増えてくると、今度は「どの会話で何をやらせていたか」を人が管理する手間が増えます。同じ前提を毎回説明し直し、どれが終わったかを1つずつ見に行く。これではAIを使っているのに忙しいままです。
Claude Code の プロジェクト(Projects) は、この「まとめ役」をAIに任せる仕組みです。この記事では、公式ドキュメント(2026年10月28日確認)にもとづいて、仕組みと始め方をまとめます。
結論:仕事は1か所に送り、分けて進めるのはAIに任せる
プロジェクトは、1つの長く続く会話 です。そこに仕事を送ると、まとめ役の Claude が作業ごとに スレッド を立てて、並行で進めます。
- 仕事を1か所に送る:不具合の報告や作業のリストを、来たときに貼るだけ
- 前提は一度だけ書く:プロジェクトの指示に書いた決まりが、すべてのスレッドに届く
- 離れて、あとで結果を見る:戻ってきたら、終わったもの・確認待ち・自分の返事待ちが一覧で分かる
2026年10月28日時点では、Pro と Max のプランで公開ベータ として順番に提供されています。Team と Enterprise は対象外です。
仕組み:まとめ役・スレッド・Overview
| 部品 | 役割 |
|---|---|
| プロジェクトの会話 | まとめ役。届いた仕事をどのスレッドに回すか決め、結果の報告を受ける |
| スレッド | 作業役。1つの仕事を受け持ち、終わったら会話に報告する。多くはクラウドで動く |
| Overview | すべてのスレッドの状態を一覧にする画面 |
まとめ役は、スレッドの細かい手順ではなく 報告だけ を見ます。そのため会話が長く続いても、話が散らかりにくい作りです。
向いている仕事・向かない仕事
公式ドキュメントでは、次のような仕事が向いているとされています。
- 1つの目標を、いくつものリポジトリで進める:リポジトリごとにスレッドを立てる
- 同じ分野に、仕事を次々に足していく:一度の直しで分かった注意点を覚えさせ、次に生かす
- 1回の会話に収まらない大きな作業:仕様書をもとに、部分ごとにスレッドへ分ける
- コード以外の仕事:契約書のフォルダや問い合わせの書き出しをアップロードして、くり返し質問する
反対に、別の方法が向いている場合もあります。
| こんなとき | 向いている方法 |
|---|---|
| 1つの会話で終わる仕事 | クラウドのセッションを自分で始める |
| どの作業も手元のパソコンが必要 | 手元の会話で進める |
| 会話のいらない、決まった時刻のくり返し | ルーティン(定期実行)を単体で作る |
| 複数の人が Slack で一緒に指示したい | Slack 向けの仕組みを使う(Slackで使う方法) |
作り方
前提:Pro か Max で、サイドバー(または「More」の中)に Projects が出ていること。コードを扱うなら、GitHub(github.com)にリポジトリがあり、Claude の GitHub アプリが入っていることも必要です。
- claude.ai/code か、デスクトップアプリの Code タブで Projects を開く
- New project を選ぶ
- 名前 を入れる(必須)。目標(1行)と、使う リポジトリやファイル・フォルダ は、あとからでも足せる
- Create project を押す
すでに動いているクラウドのセッションから、Continue in project でプロジェクトに移すこともできます。
最初に決めておきたい「指示」と「メモリ」
| 種類 | 中身 | 決め方 |
|---|---|---|
| プロジェクトの指示 | すべてのスレッドとまとめ役に渡る決まり(16,000字まで) | プロジェクトの設定から書く |
| プロジェクトのメモリ | 決めたこと・注意点など、Claude が書きためるメモ | 会話で「覚えておいて」と頼む |
指示には、たとえば次のようなことを書きます。
・作業は main から新しいブランチを切って進める
・終わったら、何で確かめたかを3行で報告する
・ファイルの削除と、外部への送信は、必ず先に私に確認する
最後の行のように、人の確認が要る操作 をはっきり書いておくのが大事です。ただし、こうした指示は「守る約束」であって、強制する設定ではない、と公式ドキュメントにも書かれています。止めたい操作は 権限の設定 でも守ります。
Overviewで「自分の出番」を見る
会話の横の Overview には、スレッドが状態ごとに並びます。いちばん大事なのは Waiting on you(あなた待ち) です。返事や承認が必要なスレッド、失敗したスレッドがここに集まります。
デスクトップアプリでは、スレッドが止まったときや入力が必要なときに通知も届きます。スマホからの確かめ方は Claude Codeをスマホで使う方法 で紹介しています。
まとめ
- プロジェクトは、仕事を送るとAIが スレッドに分けて並行で進める 仕組み(Pro・Max で公開ベータ)
- 決まりは プロジェクトの指示 に一度書き、注意点は メモリ に覚えさせる
- 戻ったら Overview の Waiting on you から片付ける
出典
この記事はAIを使って下書きし、著者が事実確認・加筆しています。ツールの機能や料金は変わることがあるため、最新の情報は各社の公式ページでご確認ください。


