Claude Codeをスマホで操作|Remote Controlの始め方

公開 更新 著者 永上裕之仕事の自動化
パソコンで動いているAIの作業を、外出先のスマホから確かめて指示を送るイメージ

この記事の要点

  • Remote Control は、パソコンで動いている Claude Code の作業を、スマホ・タブレット・ブラウザから続けるための窓
  • 実行もファイルもパソコンに残ったまま。だからパソコンの電源と claude の処理は動かし続ける必要がある
  • 始め方は claude remote-control・claude --remote-control・/remote-control の3通り。会話の記録はサーバーに保存されるので、扱う情報と端末の守り方を決めてから使う

活用例:外出中の作業の見守りと指示出し

部署
全部署
使うもの
Claude Code(Remote Control)・Claude アプリ
AIに任せる
パソコン上での調査・集計・ファイル作成などの作業の続き
人が決める
許可を求められた操作への返事と、結果を取り込むかの最終判断

Claude Code に長めの作業を頼んだあと、席を離れなければならないことはよくあります。打ち合わせや移動のあいだに「もう終わったかな」「確認を求められて止まっていないかな」と気になっても、パソコンの前に戻るまで何もできない。これがいちばんもったいない時間です。

Claude Code の Remote Control を使うと、パソコンで動いている作業を、そのまま スマホ・タブレット・別のパソコンのブラウザから続けられます。この記事では、公式ドキュメント(2026年10月22日確認)にもとづいて、始め方、つなぎ方、できること・できないこと、クラウドで動かす方法との違い、安全の注意を順に整理します。

結論:Remote Control は「手元のパソコンで動く作業」を外から見るための窓

最初に押さえたいのは、Remote Control を使っても、作業はずっとパソコンの上で動いている という点です。スマホやブラウザの画面は、パソコンで動いている作業をのぞいて操作するための窓にすぎません。

そのため、パソコンにあるファイル、つないでいる道具(MCP サーバー)、プロジェクトの設定は、外からでもそのまま使えます。一方で、パソコンの電源と claude の処理は動かし続ける必要があります。ノートパソコンがスリープしたりネットワークが切れたりしても、パソコンが戻れば自動でつなぎ直してくれます。

外出中に作業の続きを確かめる1日の流れ(例)

イメージしやすいよう、一般的な使い方の例を1日の流れで書きます。

時間帯やること
朝・出かける前パソコンで資料の集計と下書きを頼み、Remote Control をオンにする
移動中スマホの Claude アプリで進み具合を見る。確認を求められていたら返事をする
打ち合わせの合間「この観点も足して」と追加の指示を送る。撮った写真を添えて送ることもできる
夕方・席に戻ってパソコンの画面で同じ会話の続きを見て、結果を確かめて取り込む

長い作業が終わったときや、判断が必要になったときには、スマホに通知を送ってもらうこともできます(設定は後半で説明します)。

始める前に確かめること

公式ドキュメントにある条件のうち、つまずきやすいものをまとめます。

始め方は3通り(番号つき手順)

1. 待ち受け専用で始める(サーバーモード)

  1. 作業したいプロジェクトのフォルダで claude remote-control を実行する
  2. 初回だけ「Remote Control を有効にするか」を聞かれるので y で答える
  3. 画面にセッションの URL が出る。スペースキーを押すと QR コードが出る ので、スマホで読み取る

この形は、1つの処理で複数のセッションを同時に受け持てるのが特徴です。初期設定では最大32まで受け付けます。

2. ふだんの会話を、外からも触れる形で始める

  1. claude --remote-control(短く --rc)で起動する
  2. 名前を付けたいときは claude --remote-control "名前" とする
  3. パソコンの画面でもふつうに入力でき、外からも同じ会話を操作できる

3. いま使っている会話を、途中から外に出す

  1. 会話の中で /remote-control(短く /rc)と打つ
  2. 初回は確認の画面が出るので Enable Remote Control を選ぶ
  3. それまでの会話の流れを引き継いだまま つながる

VS Code の拡張機能や、Claude デスクトップアプリの Code タブでも、同じく /remote-control で始められます。

パソコンで動く作業を、スマホやブラウザからつないで、離れた場所から続ける流れの図
パソコンで動く作業を、スマホやブラウザからつないで、離れた場所から続ける流れの図(イメージ)

別の端末からつなぐ方法

つなぎ方は3つあります。

Claude アプリをまだ入れていなければ、Claude Code の中で /mobile と打つと、アプリの入手先を開く QR コードが出ます。つないだあとは、パソコンの画面・ブラウザ・スマホのどこから送っても、会話と進み具合は全部の端末で同じように見えます。

できること・できないこと

できること注意が要ること・できないこと
パソコンのファイル・道具・設定をそのまま使う(@ でファイル名の候補も出る)パソコンの電源を切る、または claude の処理を止めると、外からはつながらない
スマホから写真やファイルを添えて送る1つの会話の処理で外に出せるのは1つのセッションまで(複数ならサーバーモード)
裏で動くサブエージェントやワークフローの進み具合を見る・止める/plugin や /resume など、パソコンの画面でしか動かないコマンドがある
/model sonnet のように値を付けて、モデルや深さ(effort)を切り替える許可の確認以外の画面は、初期設定で5分たつと閉じて先へ進む
/compact や /clear、/usage などを外から使うネットワークが長く切れると、サーバーモードは約10分であきらめて止まる

サーバーモードを Ctrl+C で止めても、約4時間以内なら同じフォルダで claude remote-control を実行し直せば、続きのセッションを呼び戻せます。裏で手分けして動く仕組みについては Claude Codeのワークフロー で解説しています。

クラウドで動かす方法との違い

似た仕組みに、クラウドで動くセッションがあります。どちらも claude.ai/code の画面を使いますが、動いている場所がちがいます。

比べる点Remote Controlクラウドのセッション
動く場所自分のパソコンクラウド
手元のファイル・道具・設定そのまま使える使えない(クラウド側の環境で動く)
パソコンの電源入れたままにする必要がある閉じていても動く
向いている場面手元で進めている作業を、外から続ける準備なしで始める・手元にないリポジトリを扱う・何本も並べて回す

決まった時刻に自動で回したいなら、別の仕組みである Claude Codeのルーティン が向いています。「いま手元で動いている作業を見守る」なら Remote Control、「最初から任せて放っておく」ならクラウド と考えると選びやすくなります。

スマホに通知を届ける設定

  1. スマホに Claude アプリを入れる
  2. Claude Code と同じアカウント・同じ組織でログインする
  3. スマホの通知の許可を受け入れる
  4. パソコンの Claude Code で /config を開き、Push when Claude decides(Claude が必要と判断したとき)と Push when actions required(許可や質問が来たとき)のどちらか、または両方をオンにする

依頼文に「テストが終わったら知らせて」と書いて、通知を頼むこともできます。パソコンの画面で入力している間は通知を送らない作りです。

安全のために決めておくこと

よくある質問

毎回コマンドを打たずに、いつも外からつながるようにできますか?

できます。Claude Code の中で /config を開き、Enable Remote Control for all sessions を true にすると、会話を始めるたびに自動でつながります。デスクトップアプリにも同じ切り替えがあります。

スマホから送れないコマンドはありますか?

あります。/plugin や /resume など、パソコンの画面でしか動かないものは外からは使えません。/model や /effort は、/effort high のように値を付ければ外からでも切り替えられます。

「Remote Control requires a claude.ai subscription」と出ます

claude.ai のアカウントでログインしていないか、API キーなど別の認証が優先されていることが原因です。claude auth login で claude.ai を選んでログインし直します。公式ドキュメントには、表示ごとの直し方がまとまっています。

スマホの画面で、パソコンの変更内容は見られますか?

作業フォルダが git で管理されていれば、つないだ端末の差分の画面で変更内容を確かめられます。最新の更新(2.1.307)では、大きな画像や PDF を含む会話でもつながるまでの時間が短くなりました。

出典

永上裕之

ユニコスクール株式会社 代表取締役。AIエージェント専門のスクール&コミュニティを運営しています。

この記事はAIを使って下書きし、著者が事実確認・加筆しています。ツールの機能や料金は変わることがあるため、最新の情報は各社の公式ページでご確認ください。

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