Claude Code デスクトップでWSLを使う|Windowsの手順

この記事の要点
- Windows のデスクトップアプリは、作業を WSL 2 の中で動かせる。道具も git も Linux 側のものが使われる
- WSL の中に置いたプロジェクトは、WSL のセッションで開くと速く、ファイルの変更の見張りも正しく動く
- プラグインと、ファイル画面での直接の編集は使えない。ターミナルとコネクタは契約や版によって出ないことがある
Windows で開発していて、プロジェクトは WSL(Windows の中で Linux を動かす仕組み)の中に置いている。そんな人が Claude Code のデスクトップアプリを使うと、「Windows 側から WSL のファイルを触る」形になり、動きが遅くなりがちです。
公式ドキュメント「Claude Code Desktop in WSL」(2026年11月5日確認)によると、デスクトップアプリの Code タブは、作業そのものを WSL 2 の中で動かせます。 この記事では、その始め方と、使える機能の範囲をまとめます。
結論:WSL に置いたプロジェクトは WSL のセッションで開く
WSL のセッションでは、Claude Code の本体・道具・git がすべて Linux の中で動き、パスも /home/… のような Linux の形のまま使われます。 プロジェクトが本番で動く環境と同じ道具で作業できるのが利点です。
逆に、WSL の中のファイルを Windows 側から触ると、ネットワーク越しのファイルの読み書きになり、遅いうえに、ファイルの変更を見張る仕組みが正しく動きません。 WSL のセッションにすると、この2つの問題がまとめて避けられます。
| プロジェクトの置き場所 | 向いている開き方 |
|---|---|
| Windows のフォルダ(ドキュメントなど) | ふつうの Windows のセッション |
WSL の中(/home/… の下) | WSL のセッション |

必要なもの
公式に挙げられている条件は3つです。
- Windows 10 または 11 で、WSL 2 が入っていること(古い WSL 1 は使えない)
- Linux の環境(ディストリビューション)が1つ以上入っていること(例:Ubuntu)
- その Linux の中に
gitが入っていること
WSL 2 の入れ方は、Microsoft の公式の手順に従います。デスクトップアプリそのものの入れ方と画面の見方は、Claude Code デスクトップアプリの使い方 にまとめています。
始め方の3ステップ
WSL のセッションは、新しいセッションを始める時に、作業する環境として WSL を選ぶだけで始められます。
1. Linux の環境を選ぶ
Code タブで新しいセッションを始め、入力欄の下(古い画面では上)にある 環境の切り替え を開きます。入っている WSL 2 の環境が「WSL」の下に並ぶので、1つ選びます。
2. フォルダを選ぶ
セッションは、その Linux の環境のホームフォルダから始まります。フォルダの選択画面で、作業するプロジェクトのフォルダを選びます。ここでの選択は Linux の中で行われ、/home/あなたの名前/project のような形のパスになります。
Windows のふつうのフォルダ選択から WSL の中の場所を開いた場合も、その環境の中で開き直されます。
3. フォルダを信頼する
そのフォルダで最初にセッションを始める時、「このフォルダを信頼するか」の確認が出ます。信頼は「環境×フォルダ」ごと で、ある環境で信頼したフォルダも、別の環境や、Windows 側の同じ場所では信頼されていない扱いになります。
なお、ある環境で最初のセッションを始める時は、Claude が中の準備をするため少し時間がかかります。2回目からはふつうに始まります。
使える機能と使えない機能
ふだんの開発で使う機能の多くは、WSL のセッションでもそのまま使えます。 並べて動かす複数のセッション、横で聞くサイドチャット、変更の見比べ、ブランチやプルリクエストの状態の表示、作業場の分割(worktree)は、すべて Linux の中の git と道具で動きます。「エディタで開く」を選ぶと、WSL につながった VS Code が開きます。
一方で、次の点は Windows のセッションと違います。
| 機能 | WSL のセッションでは |
|---|---|
| プラグイン | 使えない |
| ファイル画面 | 中身は見られるが、そこで直接の編集はできない(Claude に頼んで直す) |
| 添付 | 「+」の項目が「画像を追加」の時は、画像だけ添付できる |
| 組み込みのターミナル・コネクタ | 契約や版によって、出ないことがある |
作業場を分けて並べる方法は Claude Code の worktree 入門 で説明しています。
ターミナルやコネクタが出ない時
WSL のセッションの組み込みターミナルとコネクタは、自分で設定して出すことはできません。 出ない理由は、使っている契約によって分かれます。
- Claude のアカウントで使っている場合:2つの機能は順番に配られている途中です。メニューの「Help」から「Check for Updates…」で更新し、それでも出なければ、配られるのを待つしかありません
- Amazon Bedrock などほかの提供元の契約で使っている場合:WSL のセッションではターミナルもコネクタも使えません。更新しても変わりません
ほかの提供元で使う設定は、Amazon Bedrock で使う手順 などで説明しています。
会社のパソコンで始められない時
会社が管理しているパソコンでは、WSL のセッションが使えないことがあります。 セッションを始めた時に「このパソコンは管理されている」という内容で止まった場合は、管理者の設定によるものです。自分で回避しようとせず、IT担当に相談します。管理者向けの設定の配り方は Claude Code 管理者設定 を見てください。
よくある質問
ターミナル版の Claude Code を WSL で使うのと、何が違いますか?
ターミナル版は、WSL のターミナルの中で claude を起動すれば、もともと Linux の中で動きます。この記事の方法は、デスクトップアプリの画面(変更の見比べ・並べたセッションなど)を使いながら、作業だけを WSL の中で動かすためのものです。インストールでつまずいた時は インストールできない時の対処 を見てください。
WSL 1 のままでも使えますか?
使えません。WSL 2 が必要です。WSL 1 の環境は、Microsoft の手順で WSL 2 に切り替えてから選びます。
まとめ
- デスクトップアプリは、作業を WSL 2 の中で 動かせる。道具も git も Linux 側のもの
- WSL の中に置いたプロジェクトは WSL のセッションで開くと、速く、変更の見張りも正しく動く
- プラグインとファイル画面での直接の編集は使えない。ターミナルとコネクタは契約や版しだい
出典
この記事はAIを使って下書きし、著者が事実確認・加筆しています。ツールの機能や料金は変わることがあるため、最新の情報は各社の公式ページでご確認ください。


